Vol.6 羽織るだけで好印象!ラフに着こなす大人のアウター
都心のとあるヴィンテージマンションの一室。そこは鮮やかで生き生きとした植物がたくさん並んでいます。十数年の年月を感じさせるものや、ユニークな枝ぶりのものなど、多種類にわたる植物を扱う(株)グリーンアートの倉田翔平さん(27歳)を取材しました。
・グリーンアートはどんな会社ですか?どのようなサービスを提供されているのでしょう?
---オフィスや店舗、商業施設、イベント、展示会、撮影など、用途にあわせて植物のレンタルをおこなっています。お客さまのリクエストに沿い、コーディネートからメンテナンスまでトータルでご提案しています。一般市場には出回らない珍しい樹種を自社温室でストックしており、それぞれの植物の美しさを引きだす鉢にもこだわっています。僕が働く代々木店では、CMやカタログなど、さまざまな撮影コンセプトに対応した植物を扱っていますが、撮影現場やロケに立ち会い、セッティング、剪定などもすることもあるんですよ。
・この仕事を選んだ理由はなんですか?
---父の影響が大きいですね。園芸店で植物の仕事に携わっていた父が、時代とともに進化する空間デザインにマッチした植物の必要性を感じ、グリーンアートを設立しました。南の島や全国各地から自らの足で植物を集め、丁寧に育てる父の姿がとてもかっこよくて。父に憧れて、この仕事を真剣に考えるようになりました。学生時代はここでアルバイトをしていたのですが、植物は種類が豊富で、性質もそれぞれ。自分でも色々調べているうちに、いつにまにか植物の魅力に引き込まれていました。サラリーマンを数年経験した後、いまに至ります。
・植物を扱ううえで気をつけていることは?
---「植物は生き物である」ということを常に忘れないこと。同じ個体でも、そのときの置かれた環境や状態によってメンテナンスの仕方が変わってくるので、幅広い知識と経験が大切です。日々成長する植物をみていると、生命力や自然の素晴らしさを感じますね。
・室内の観葉植物がいつの間にか枯れてしまった、なんてことをよく聞きます。
--良質な空間を演出するために、常に植物のコンディションを整えておくことが大切。定期レンタルをされているお客さまには、葉の清掃や交換などメンテナンスを行っています。いつもフレッシュなグリーンなほうが好印象ですよね。
・レンタルなら、自身で手入れしなくても植物をベストに保てるのが嬉しいですよね。倉田さんのお仕事スタイルは?
---大きな植物や鉢を運ぶほか、水やり、剪定、植替えなどこの仕事は以外と肉体労働なので、普段は作業しやすいTシャツスタイルです。メンテナンスを兼ね備えた打ち合わせで外回りもあるので、その場合はシャツにキレイめのブルゾンを合わせます。カジュアルスタイルが多いですね。
・今日は倉田さんに、この時期さらっと羽織れるアウターを着ていただきました。タイロッケンコートなのですが、着心地はいかがですか?
--ヴィンテージライクな風合いで、とても雰囲気がありますね。カジュアルだけど落ち着いた大人のかっこよさを感じます。タイロッケンコートとは、どんなコートなんでしょう?
・タイロッケンコートはトレンチコートの原型で、ベルトのみのシンプルなデザインが特徴なんです。ベルトを締めてみてください。
---ベルトを締めるとすっきり見えますね!前開きで羽織るスタイルとは違ったニュアンスで、クラシックで上品なイメージ。インナーに厚手の服を着こんでも、ベルトで調整できるので、リラックスした着心地が保てるんですね。
・生地もとても優秀なんです。ストレッチ素材で動きやすく、撥水性があるので雨の日でも安心。シワになりにくいので旅行にも良いですし、何より家で洗えるのでケアが楽ですよ!
---自宅で洗えるコートやニットは、クリーニングの手間がなく経済的にも嬉しいですよね。気兼ねなくカーディガン感覚で羽織れるので、使用頻度が高まりそうです。
・タイロッケンコートも、いま着ていただいているショートモッズブルゾンも、日本が世界に誇る合繊メーカー「小松マテーレ」のファブリックを使用しています。加工の技術力が素晴らしいんです!
---質感とハリ感がよく、シルエットがきれいですね。適度なモード感もありながら、ストレッチなので気負いなくデイリーに使えそう。メンズ定番のミリタリーは、無骨な雰囲気も好きですが、この軽さと着やすさがいまの気分にぴったりな感じがします。自分にしっくり合う服を着ると、気持ちも上がりますね。
・気持ちが上がっていただいたところでお聞きします!倉田さんにとって仕事とは?
---近年、環境への意識の高まりやストレス社会の影響からか、グリーンレンタルの需要が増えています。グリーンを身近に感じることは、人の心を豊かにしてくれるものだと思っています。時代の流れとともに求められる植物も多様化しています。最もその場に適した植物を提案して、お客さまに喜んでもらえることが一番のやりがいです。実際に使用されたシーンを見たときは、嬉しくてワクワクしますね。
定期的に植物の買い付けに行き、生産者と触れ、熱く語り合う機会も多いのですが、とても刺激になりますし、楽しいですね。僕ら以上に植物への愛情も深い。まだまだ学ぶことがたくさんあって、日々向上心を持って取り組んでいます。一本の魅力的な植物があれば、その空間は驚くほどに変わります。もっと多岐にわたって、植物の持つ素晴らしいパワーをひろめていきたいと思っています。
・最後に、室内で育てやすい観葉植物のおすすめを教えてください。
---おしゃれで比較的丈夫なフィカス系、ドラセナ系、シュフレフ系がおすすめです。どれも育てやすいですよ。グリーンアートでも多く取り揃えている人気種です。最近はふっくらとした質感でフォルムが愛らしい多肉植物も注目されています。インテリアとしてだけでなく、育てる楽しみも魅力のひとつ。部屋もぐっと明るくなりますよ。
・さっそく部屋にグリーンを取り入れてみます!今日はありがとうございました。
(株)グリーンアート
代々木店
倉田翔平(27歳)
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